監督:橋田奈奈(稲門シナリオ研究会)×原作:浦野直己
(早稲田大学 児童文学研究会)×音楽:天気輪

映画 珈琲のしみ
12月15日、第32回早稲田映画まつりにて上映予定

イントロダクション
『珈琲のしみ』製作の経緯

早稲田大学には、国内屈指の数を誇る学生サークルの文化があります。その種類は多岐に渡り、文芸、映画、音楽など、様々な文化芸術が、学生の手で発信されています。

しかし、多くの作品が生み出され、その中には優れたものがあるにも関わらず、なかなか広く知って頂ける場が無いのが現状です。その原因の一つには、それぞれの分野で優れた実績を持つサークル同士が、協力・連帯して作品を生み出す流れが今まで存在しなかったことが挙げられます。

そこで私たちは考えました。「『映画』という(月並みな言い方をすれば)総合芸術を通じて、コラボした各分野の学生たちが表現することで、これまで以上に多くの人に私たちの思いを届けられるのではないか?」

本プロジェクトの成果は、国内屈指の規模を誇る学生映画祭「早稲田映画まつり」における上映、ひいては各映画祭・コンペティションへの作品提出という形で結実します。

ストーリー

高校三年の夏休み。
父・隆志と二人暮らしの容子は、大学進学が推薦入試で決まり、持てあました時間でアルバイトをしたり友だちと会ったりしながら、高校最後の夏を過ごしていた。

そんなある日、二人のもとに一枚の絵葉書が届く。
差出人は、隆志の姉であり、容子の伯母である由紀子だった。
七年前、由紀子の夫である「真さん」がいなくなってから、容子は由紀子の家を訪れていない。

容子は隆志に連れられて、久しぶりに由紀子の家を訪ねる。
懐かしい潮風のなか、三人それぞれの繊細な心がゆれ動く、とある夏のひととき。

スタッフ・キャスト

監督:橋田 奈奈(稲門シナリオ研究会)

(はしだ・なな)1993年生。高知県出身。早稲田大学在学中。稲門シナリオ研究会所属。ユニット〈パンダ組〉主催。中学時代より演劇活動を行い、現在は主に映像制作や舞台演出、役者、文筆活動を行っている。
2010年:○ 『まりんちゃんがいなくなる前に』(作・演出・出演) 第35回四国地区高等学校演劇研究大会において、全国高等学校演劇協議会長賞・創作脚本賞受賞。春季全国大会(2011 年 3 月・北海道伊達市)に推薦(東日本大震災のため出場辞退)/2015年:○ 短編 『ぼくたち、あわないね。』(脚本・撮影・監督) ラブストーリー・クリ エイター・スクール GIRL'S CH 特待生枠獲得 ○ パンダ組演劇公演『よゐこ』 @高田馬場あでぃくしょん(作・演出・出演) /2016年:○ NASU SPORTS GARDEN FILM FES'2016(監督) 準グランプリ○ THE 48 HOUR FILM PROGECT TOKYO 2016 『あくま』(脚本・出演) 学生賞受賞 /2017年:○ THE 48 HOUR FILM PROGECT TOKYO 2017『なく虫』(衣装・出演) 美術賞受賞/2018年:○ パンダ組演劇公演『湿舌』@早稲田小劇場どらま館(作・ 演出・出演) /2019年:○ パンダ組演劇公演・劇団熱砂波『あなたからわたし たちへ、』@早稲田小劇場どらま館(出演)○ 田島ハルコ『おやすみハイヤー セルフ』MV(監督・出演・美術)

容子 役:小川 容子

(おがわ・ようこ)1996年生まれ、大阪府出身。役者を目指し、1年半前に大阪から上京。東京芸術劇場で、舞台「天狗 ON THE RADIO」に出演(監督:大浜直樹)のほか、野崎りこんの楽曲「Yo」のMVにも出演するなど、幅広く活躍している。特技はバスケットボール、バトントワリング、絵描き、プレゼンなど。趣味は映画・アニメ・絵など鑑賞全般、散歩、一人カラオケ、小説っぽく日記を書くこと。現在はフリーで活動しており、本作が映画初主演となる。

隆志 役:野々瀬 隆志

(ののせ・たかし)1978年生まれ、北海道・小樽市出身。97年、陸上自衛隊の経験を経て、2000年、文化服装専門学校に入学。′03年、株式会社ヒューゴ・ボス・ジャパンに入社。他アパレル経験後にデザインで独立。その後'08年から俳優活動を開始。映画では「太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−」(監督:平山秀幸 '11年)、「聯合艦隊山本五十六」(監督:成島出 '11年)、「スキマスキ」(監督:吉田浩太 '15年)などの商業作品に携わる傍ら、俳優や映画監督を目指す人のための養成スクール「ENBUゼミナール」の卒業制作映画「風の中、転がる石」(監督:永瀬草也)をはじめとした若手作家による作品にも参加している。その他、ドラマやPV、CMへの出演も多数。来年公開予定の商業作品への参加を控える。特技は柔道・格闘技。

由紀子 役:佐倉 萌

(さくら・もえ)1974年生まれ、広島出身。1996年、雑誌「スコラ」でグラビアデビューの後、翌'97年、映画「雷魚」(監督:瀬々敬久)でデビュー。以降、映画、Vシネマ、テレビドラマ、舞台等で活動。主な出演作として「蛇の道」(監督:黒沢清 '98年)、「濡れた赫い糸」(監督:望月六郎 '05年)、「KAMATAKI~窯炊~」(監督:クロード・ガニオン '08年)など。近年は若い世代の作品にも出演が続いている。「脱脱脱脱17」(監督:松本花奈 '16年)、「最期の星」(監督:小川紗良 '18年)など。作り手としては'01年にピンク映画で監督デビュー、現在まで3本監督している。また緊縛師・有末剛のプロデュース公演「緊縛夜話」シリーズにて、「黎明の鳥」('14年上演)の構成・演出を手掛ける。'16年に出産、絶賛育児中ながら、お呼びが掛かれば娘と共に今日も撮影現場に立っている。

原作:浦野 直己(児童文学研究会)

(うらの・なおき)1999年生、埼玉県出身。
國學院久我山高校を卒業し、早稲田大学文学部英文学コースに在学中。現在は児童文学研究会に所属し、詩や短篇小説の創作に励む。最近よく読むのは、サリンジャーと村上春樹と最果タヒ。

主題歌:天気輪「ちいさな自由」

(てんきりん)2018年・夏に東京で結成し、ライブ活動を始める。同年10月18日、『天気輪e.p.』をリリース。オルタナティヴ/ポスト・ロック〜環境音楽/ニュー・エイジなどのジャンルから影響を受けた、五感を横断する音を結ぶ。現在、音源制作中。

予告編

上映情報

上映日時
12月15日(日)時間未定 第32回早稲田映画まつりにて上映
上映会場
早稲田大学小野梓記念講堂
入場料
無料
(全席自由・入退場自由)
その他、特別ゲストとして三浦大輔監督をお招きし、橋田監督らスタッフ・キャストとのトークセッションを予定しております。

ゲストご紹介

三浦 大輔 様
1975年生まれ。北海道出身。演劇ユニット「ポツドール」を主宰し、センセーショナルな作風で演劇界の話題をさらう。2006年には「愛の渦」で第50回岸田國士戯曲賞を受賞。2014年「愛の渦」を自ら映画化。その後もPARCOプロデュースで公演したオリジナル戯曲による舞台「裏切りの街」 (10)を映像化(16)。石田衣良原作「娼年」の舞台化(16)は事件と称され、続く映画化(18)はR18の作品としては異例の大ヒットとなった。その他の映画監督作品に、朝井リョウ原作「何者」(16)などがある。